日本近海には30種以上ものイカが生息していますが、そのほとんどが1年で寿命を終えます。エギングで大人気のアオリイカも例外ではありません。
アオリイカの産卵期は春。黒潮の影響を受け水温の上がるのが早い紀伊半島周辺では、4月後半から5月にかけて最盛期を迎えます。この春生まれの新子が翌年の春には、3kg近くまで成長するのですから、その食欲たるや”ギャル曽根”も顔負けといったところでしょうか。
陽春の季節に生まれたアオリイカは、夏を過ぎると胴の大きさがコロッケぐらいになります。何しろ一日で自分の体重以上のエサを食べるといわれる大食漢ですから、一潮ごとに目に見えて大きくなります。
そして、中秋の名月を迎えるころには、胴の大きさがハンバーグから特大のステーキぐらい、重さでいえば300〜600gほどになって釣り人を楽しませてくれるのです。
アオリイカの釣り方は、和歌山が発祥の地だといわれるヤエン釣りのほか、ウキ釣りや泳がせ釣り、中オモリを使った船からのエギングなど多彩ですが、最も手軽で人気があるのは波止や磯、イカダなどからのエギングでしょう。
磯釣りは、瀬戸内海に浮かぶ家島諸島でのエギングが最盛期を迎えました。紀州では湯浅から大引、戸津井周辺の地磯や沖磯で良型が出始めています。南紀の串本大島では1kg近い大型も期待できそうです。
イカダやカセからの釣りは、紀東の古和浦や相賀、中紀の衣奈や戸津井などでも良型が釣れはじめています。波止で面白そうなのは、淡路島仮屋の仮屋一文字と森一文字、和歌山県下津の釣り公園などです。
また、兵庫県の須磨から明石にかけての乗合船で、アオリイカの半夜釣りも始まっています。釣り方は胴突き仕掛けに餌木をつけ船の流れるままにアタリを待つというのんびりした釣りですから、エギングは苦手、という人にはお勧めですね。
アオリイカは、ヤリイカやケンサキイカと同じジンドウイカ科に属するツツイカの仲間で、北海道の石狩湾以南の日本各地に生息しています。耳と呼ばれるヒレが胴全体についているため、体内にカルシウムでできた舟型の甲を持つコウイカの仲間と勘違いされますが、アオリイカの体内にそんな甲はありません。ケンサキイカと同じようにキチン質でできた軟骨があるだけです。
アオリイカの語源は、乗馬の際、鞍の下に敷く革製の馬具、あおりにその形が似ているからだといわれていますが、ほかにヒレを煽(あお)って泳ぐからだという説もあります。
地方名も多いのですが九州のミズイカは、体が半透明で水中で透き通って見えるからでしょう。モイカは藻の多いところに多いから、バショウイカというのは芭蕉の葉に形が似ているからだといわれています。
オスはメスよりも大型になり4kgを超えるものがいます。オスとメスは、背に出る模様で簡単に見分けることができます。メスはこの模様が楕円かもしくわ唇状ですが、オスは点線を引いたような節状になっているのが特長です。
エギングは、エギングロッドとリール、あとは餌木が4、5種類もあればどこででも釣りが楽しめるのが魅力です。
行動力のある若い人たちは、ラン&ガンといって、車で次々と釣り場を移動しながらエギングを楽しんでいます。
エギングの釣り場は、磯、波止、イカダと広範囲ですが、釣り方の基本は同じです。8〜9フィートのエギングロッドにスピニングリール、ラインはPEの0.8〜1号を巻いておきます。リーダーは2〜3号を2mほど。餌木は、初期の小型が多いときは2.5号、300g以上がメーンになってきたら3号から3.5号を用意します。
餌木をキャストしたら、とりあえず底まで沈めます。ラインを張り気味にして沈めていくと、底についた瞬間にふっとラインがたるみます。これを見逃さないでください。
餌木が底についたら、シャクリを入れながらダートさせます。これでアオリイカの目を惹くのですね。一定の間をおいて、餌木をしゃくっては沈め(フォールさせる)、しゃくっては沈めを繰り返していると、ふっとラインが走ったり、急に重たくなったりします。これがアオリイカが乗った合図なのです。
アオリイカは、餌木を引いているときより、ほとんどがしゃくったあとフォールさせている最中に乗ります。ですから次ぎにしゃくりを入れようと竿を起こしたとき、ぐっと重くなるのですぐに分かります。
沖から手前へ何度も餌木を引いてくると、餌木を追ってアオリイカも寄ってきます。こうしてイカを足元まで寄せておいて、餌木を巧みに操りながらサイトフィッシング(見釣り)を楽しむのも面白いですよ。餌木は定番のピンクとオレンジのほか、アジカラーなど4、5種類あれば十分釣りになります。
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アオリイカの照り焼き
新鮮なアオリイカは、お造りで食べるのが一番ですが、味の変化を楽しむために照り焼きなどはいかがでしょうか。
アオリイカをさばいて造りができる状態になったら、格子状に切れ目を入れてからタレをつけて焼きます。
タレは醤油とミリン、酒や砂糖で味を調えておきます。このタレをイカの身の両面に乾いては塗り、乾いては塗りを3回ぐらい繰り返したら出来上がりです。
熱い間にレモンを絞って食べると、さらに風味がよくなります。 -
アオリイカのゲソのバター醤油
ゲソの吸盤をしごいて取ります。食べやすい大きさに切って下準備は完了です。フライパンにバターを入れて溶かしながら、ゲソを投入します。
色が変わりだしたら、お酒を振りかけて炒めます。酒が蒸発したら、醤油少々を振りかけます。こっくりと馴染ませ、完成です! -
- アオリイカとアスパラガスのニンニク炒め
- アオリイカのゲソのイカスミ炒め
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