カワハギは浅場から50〜60mの砂と岩が混じるような場所を好み、逆立ち状態で海底の砂に水を吹きかけて飛ばし、砂の中にいるエサを捕食しています。
偏平な体形で背びれと尻びれは一枚続きとなっており、これをひらひら動かし海中にピタリと停止することが出来ます。
エサを捕食する時は必ず「味蕾(みらい)」と呼ばれる味を感じ取る器官で、エサであると安全を確認した後に小さな口でエサを吸いかじるように食べるという用心深さがあります。
この捕食方法はアタリが非常に出にくく、フグと同様にエサ取り名人と呼ばれています。
また、その偏平な体形と発達した尾びれで、可愛らしい容姿からは想像出来ないほど力強い引きで釣り人を圧倒しています。
このエサ取り名人をいかに上手く針に掛けるかというゲーム性と、バツグンの引き味で、秋〜冬の船釣りでは抜群の人気を誇り、大会も多く開催されています。
カワハギは、体の周りはザラザラした分厚い皮で、簡単に剥がせることが名前の由来となっています。半透明の美しい白身は歯ざわりも味もフグに匹敵すると言われています。
また、夏場に栄養をたっぷり取ったカワハギは秋から冬場にかけて身が太ってきます。それと共に大きく発達する「肝」は、濃厚で深みのある味わいから海のフォアグラと呼ばれるほど絶品です。
肝はそのまま、または沸騰したお湯にさっとくぐらせて湯引きし、醤油にといで混ぜるとカワハギの「肝醤油」の出来上がりです。
カワハギのお刺身をこの肝醤油に付けながら味わってみれば、きっとカワハギの虜になること間違いないでしょう。この味の良さも人気の由縁となっています。
カワハギはアタリの出にくい魚ですが、アタリが出れば非常に明確に分かる魚でもあります。
アタリのパターンは3種類あります。まず、「ゴツッ!」と1回〜2回。これはカワハギがエサの味を確かめるサインですので、この時点でのアワセは禁物。
次に「ゴツゴツッ」と数回アタリがあったあとにピタリと止みます。これはカワハギがエサを吸いかじっているところ。
アワセはもう少し待つほうが良いでしょう。最後に「ゴゴゴゴッ」と断続的にアタリがありますので、これはカワハギが針に掛かった証拠なので、ここで竿を上げて一定の速度で巻き上げて取り込みます。
注意するのはアワセ方で、口が堅いカワハギの場合、力強く合わせると針が外れてしまう場合があります。アワセは無理な力を加えず、竿を持ち上げる感覚で、「スーッ」と長く大きな振りで行いましょう。
なお、巻き上げ時に糸を緩めると、同様に外れやすいので注意しましょう。この流れを覚えておけば、カワハギをほぼ確実に釣り上げることが出来るようになります。
カワハギは好奇心が旺盛な魚としても有名で、使用するオモリや仕掛けはとにかくカラフルです。オモリはピンクや蛍光色、目玉付きなど非常に様々で、
タタキ釣り、タルマセ釣りと呼ばれる釣法で使用する中オモリには、オモリの周りにカラフルなビーズを連ねたものを使います。
また、集魚盤と呼ばれる金属製の板を付ける場合もあり、にぎやかな仕掛けは見ているだけでも楽しくなります!釣りに慣れてくれば自作してみるのも面白いかもしれませんね☆
ちなみに、カワハギのエサはアサリのムキ身を使用することがほとんどなので、虫エサが苦手な方でも安心して付けることが出来ますよ♪
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カワハギの肝たたき
カワハギは、肝は1尾分、身は半身分を使用します。
肝、身をざっと切り、ねぎを刻み、これらを混ぜ合わせ包丁2本でたたきます。
肝が身に絡まったらできあがり。(あまりたたきすぎない方が身がぷりぷりして美味しいですよ。)
ポン酢にもみじおろしを添えていただきます。身を薄切りにして、ペーストにした肝を和えても美味しいです。
ぷりぷりしたカワハギの身に、濃厚な肝が絡まり、これぞ珍味という一品ですよ☆ -
カワハギの照り焼き
ポリ袋に、<酒(大2)しょうゆ(大2)みりん(大2)>とカワハギを入れ、時々袋ごと返しながら2日間漬け込みます。
青柚子1個は皮をすりおろし、果汁を搾り取り、しょうゆ(大1)みりん(大1)と合わせておきます。(柚子はもう1個、盛りつけ用に薄切りにしておきます。)
そして、強火のグリルでカワハギを焼きましょう。
途中で1回返し、完全に火を通します。火が通ったら、<柚子、しょうゆ、みりん>を合わせておいたものを
片面につき2〜3回塗り、照りを出します。 -
カワハギの南蛮漬け カワハギの味噌焼き -
※こちらのレシピはクックパッド(http://cookpad.com/)に
掲載されております。クリックすると別ウインドウが開きます。
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山下丸が出船する久比里はアクセスがよく高速道路の佐原IC出口からで10分以内、電車では久里浜駅から徒歩約6分のところに位置します。船を5隻所有する船宿なので、釣り大会や会社接待など大人数での釣行にも対応できます。釣り物は、アジやシロギス、カサゴ、メバル、アオリイカ、秋口からはアマダイやカワハギなどが最盛期を迎えます。とくにカワハギ釣りは十八番でカワハギ釣り全国大会の会場となるほど有名な船宿です。
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キーワードは、楽しく釣って、美味しく食べて、帰りは電車でもゆっくり帰れる!「カハワギ釣りの聖地」として知られる神奈川県・久比里の老舗船宿『山下丸』では周年カハワギを狙って出船してます。
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久比里地区の老舗船宿「やまてん丸」です。カワハギ釣りが有名な船宿ですが、浦賀水道を主な釣り場とし、四季折々の魚を狙って出船しています。老舗だけあって、蓄積された経験と過去のデータを活用して皆さんにより多くの魚を釣ってもらうと舵をとってくれます。そして船は全部で7隻保有されているので、グループでの貸切から大きな大会等あらゆる場面でご利用いただけます。またスタッフの方々の対応もすばらしいので、釣りが初めての方でも緊張することなく楽しむことができますよ。
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寒さを吹き飛ばすカワハギシーズンがついに到来!コアな釣り人からビギナーまで幅広く楽しめ、食べても美味しい!人気のキモパン、カワハギ釣り。タタキやタルマセ、聞き誘いなど、状況に応じたテクニックでゲーム性の高いカワハギ釣りを楽しもう!
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丸十丸は船釣りが盛んな三浦半島の中でも老舗中の老舗で、抜群の信頼と実績を誇っています。また小網代沖や城ヶ島沖、剣崎沖など出船場所である小網代港付近には日本でも有数の釣り場が点在しており、どの釣り物も好釣果を望めます。そんな中でも最も得意としているのはカワハギとヒラメ。カワハギは釣れる数、大きさとも安定していると定評です。そしてヒラメ釣りは関東では珍しく一年中狙えます。また丸十丸では、初心者はもちろん女性やお子様も大歓迎されているので、釣果だけでなく、みんなで賑やかに釣りを楽しみたい方にも最適な釣り船です。
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エサのアサリはには船長のこだわりがあり、木更津の専門業者から良質の肉質をもつ物だけを取寄せています。
また、水深は10mほどの釣り場がメイン!アタリを感じやすいので、初心者の方にもおすすめ☆
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富士丸は鶴見区の旭運河から出船しています。5隻体制の営業で、豊富な出船プランが自慢の一つです。富士丸は初心者歓迎を全面に出しいます。乗船プランは、手軽に楽しめる半日便のラインナップを充実させ、釣りの最中にアドバイスをくれたり困ったときに手伝ってくれる助手が乗船しているのも心強いですね。そしてレンタル品も仕掛け一式が付いたお得なセットも提供しています。富士丸のスタッフは、まとまりがありサービスの質が安定していると評判です。横浜市内では珍しく、小船乗って大型船へ移動する乗船スタイルも意外と面白いですよ☆
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難しい?と思われがちなカワハギ釣りも、今の時期は10〜30mを中心に浅場のポイントなので、気軽に楽しめます!
初心者から女性、もちろんベテランの方まで、分からないことなどありましたら、親切丁寧にサポートさせていただきますので、お気軽にお越しください。
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深田家は、佐島港から出船します。3隻体制で佐島沖で釣れる四季折々の魚を狙います。深田家では、初心者やご家族連れの方にも楽しんでいただきたいとの考えがあります。カップル割、グループ割をはじめ、特筆すべきは親子割。親子割は、大人1人様につき、小学生・中学生のお子様1人は乗船料が無料で高校生の方は半額とご家族連れには嬉しい設定をご用意。またその反面、マニアックな魚を狙う時期もあり、釣り師を飽きさせません。その魚とは通称「エチオピア」と呼ばれるシマガツオ。夏場限定ですが、ぜひ一度はお出かけください☆
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相模湾・佐島沖のキモパン、カワハギ!初心者からマニアックな方まで幅広く楽しめ、食べても美味しい!今シーズンは食いが活発で餌取り名人のカワハギが、よく顔を見せてくれてますよ。今は浅場でアタリが取りやすいので、早めに遊びにきてください。
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内房の勝山漁港から出船する宝生丸。人気ターゲットである春のマルイカや初夏のスルメイカ、秋口から冬場にかけてのマダイ、カワハギ、ヤリイカなど、一年を通じて沖釣りを楽しむことができます。また宝生丸は、予約時の電話対応から当日の釣りが終わって港に戻ってくるまで、とても親切で安定した対応が売りで、釣割でもつねにトップクラスの人気を誇っています。このように釣果だけでなくサービスにもこだわりを持っている宝生丸は、沖釣りが初めての方、女性やお子様連れの方も大歓迎☆どなた様もお気軽にご利用ください!
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販売しているアサリはカワハギの口に合わせた大きさを厳選!新鮮なムキ身を現地で購入できます。
釣り場までは港から5〜20分と近場を攻めるので、釣りが出来る時間もたっぷり取れることが最大の魅力☆
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